走るからやっぱりこけた
今日、会社に行く途中の電車の中で座っていた。
僕は12時出社なので、出勤時は比較的社内が空いていて、ほぼ座れるのでいつもボーと外を見ている。
今日もボーと外を見てたら、ドアが閉まりますよのあのベルが「プルルルルル~」と鳴り響いた。
まぁ。そこまではいつもの光景なのだけど、1つだけ違う光景があった。
おばさんがこっちに向かって、すごい形相で走ってきた。
無理だろうと思いつつ横目でチラチラ見てたら「ズドーン」とすごい音がした。
ほら。やっぱりこけた。
そして「プシュー」とドアが閉まった。
おばさんの恥ずかしいそうな顔を見ながら、僕はスーとおばさんと距離がどんどん遠くなっていった。
なぜか、笑えなかった。というよりあんまり感情がなかった。
なんか、やっぱりなって事が頭によぎって特に何も思わなかった。
1つ勉強したのは、やっぱり駆け込み乗車は危険だ!ということ。